銀行員になったは良いものの自分は本当に銀行員に向いているのだろうか、どうゆう人が銀行員に向いているのか?向いていない人はどんな人なのか知りたい。
本記事の内容
①銀行員に向いていない人の特徴6つ
②銀行員に向いている人の特徴6つ
本記事の信頼性
どんな職業でもそうですが、銀行員にも向き、不向きはあると思います。
私も銀行員として9年目になり、多くの方と仕事をしてきましたが、銀行員として必要な能力や資質は少しづつ理解しているつもりです。
今回は私の経験上、どのようなタイプの方が銀行員に向いていないのか、また向いている人はどんな人なのか解説したいと思います。
この記事を読むと銀行員に向いていない人と向いている人のタイプがわかります。また、銀行員としてどのようなスキルを身につけた方が良いかがわかります。
銀行員に向いてない人
数字が苦手
数字が苦手なのは銀行員として致命的です。今は電卓があるので大体の計算は電卓でできますが、突発的な計算を求められる場面も多いので数字には強い方が良いです。
コミュニケーション能力が低い
銀行員はお客様とのコミュニケーションだけでなく、支店単位、グループ単位などコミュニケーション能力が試される場面は多々あります。コミュニケーションが取れないと認識の共有が出来ないので、後々大きなトラブルになりかねません。
周りが見えない
一つのことに集中すると周りが見えなくなる人は、チームワーク力が試される銀行内では生きづらいです。
一つのことに集中出来るのは悪いことではないですが、環境作りが非常に大事です。
自己学習が苦手
銀行員は資格試験多いことや業務内容が幅広いため自己学習は必須です。業務外で差がつくポイントなので自己学習が苦手な人は成長スピードが遅くなります。
目標にコミットできない
銀行員である以上個人目標は確実に振り分けられます。個人目標を努力目標と思っている人と絶対に達成しないといけない思っている人では行動力が違います。目標を達成するためには物事を逆算して考える力も必要です。
スケジュール管理ができない
スケジュールを調整することは社会人として必須の能力です。私は法人営業を担当していますが、稟議書作成などの支店内でのスケジュール調整や融資の実行時期など顧客とのスケジュール調整が必要です。相手の言いなりでなく、こちらの都合もしっかり伝えることが必要です。
向いている人
コミュニケーションスキルが高い
コミュニケーション能力が高い人は、上司と課題を共有できたり、お客様との関係性の構築が上手いので大きなトラブルを未然に防ぐことができます。また、情報提供や相手の懐に飛び込むのが上手いので営業でも数字を残せます。
論理的な思考を持っている人
特に融資の稟議書などの作成時には、明確なエビデンスや数字の根拠など論理的な思考が必要です。漠然とした数字や過去の書類の真似では突っ込まれた時に自分の答えが出ません。論理的な思考=自分の意見の根拠を示す力と考えられます。
変化に敏感な人
変化に敏感な人はお客様のニーズを発掘する能力が優れています。さらに書類チェックなど細い作業でも必要な能力なので銀行員は変化に敏感でなければなりません。
愛嬌がある人
愛嬌は銀行員に必須です。お客様にはもちろんですが、支店内でも愛されるキャラになれば仕事がしやすい環境になりますし、窓口担当のパートさんに好かれると何かとお願い事を聞いてくれて大変助かります。
学習意欲のある人
業務の幅が広い銀行では自己学習することで周囲との差が開きます。資産運用担当であればマーケットの把握は必要ですし、法人営業でも財務やマーケティングなど学ぶべきものは沢山あります。常日頃から学ぶ意識がある人は新たな知識を積み上げてレベルアップしていきます。
適応力がある人
銀行員は係替えや転勤などが多く環境の変化が他の仕事よりおおいです。また今後DXの推進で業務の内容や取り組み過程も大きく変化することが予想されます。何事にも挑戦し、ポジティブな人は適応力も高くどのような環境でも必要とされます。
今向いていない人も悲観する必要はない
自分が銀行員に向いていない特徴に当てはまるからと言って、悲観しなくても大丈夫です。なぜなら、これらの特徴は銀行員としての日々の業務の中で改善可能だからです。
例えば、数字に弱い人でも毎日のように数字を見ていればある程度の計算能力は身に付きます。
また、自己学習や目標に対する熱意もやらざるを得ない立場になれば自ずと行動できるものです。
過去の私がまさしくそうでした。
年数が経ち後輩ができると、やらざるを得ない立場になります。またコミュニケーション能力やスケジュール管理についても営業担当になり顧客訪問を数多くこなすことで徐々に身につくものです。
向き、不向きはありますが銀行員に必要な資質は努力次第で獲得できるものだと思っています。
まとめ
銀行員は転勤や係替えなど自分を変えるチャンスが多々あります。上記の特徴を踏まえ自分はどの部分が不足しているのかを考えて見ましょう。
そして、向いてない特徴に多く該当する人も努力次第で克服できるので一つ一つ課題をクリアし、早く一人前の銀行員になれるように一緒に頑張りましょう。 では!!!