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【資格試験が苦手な銀行員の方へ】現役銀行員が教えるFP2級合格のための勉強法

FP2級に何回挑戦しても合格できない。そもそもどのくらい勉強したら良いのか分からないし、具体的な勉強方法を知りたい。

今回はこんなお悩みを解決します。

本記事の内容

FP2級の合格率はどのくらい?

・勉強を開始する時期について

・具体的な勉強方法について

FP2級に合格した私なりの勉強のポイント

本記事の信頼性

この記事を書いているは、第一地銀で新卒から9年働く現役の銀行マンです。現在20以上の資格試験に合格してます。

今回は資格試験が苦手だった私が、若手銀行員の登竜門であるFP2級に合格するまでに取り組んだことを紹介していきます。

銀行員にとって切っても切り離せないのが、銀行業務検定やFPなどの資格試験です。

試験と聞くだけで耳をふさぎたくなる銀行員の方も多いのではないでしょうか?

何を隠そうと私もその1人でした。。。笑

私がFP2級を受験する時は具体的な勉強方法や、いつから始めたら良いかなど全く分からず苦労したので、本記事では初めてFP2級に挑戦する方にも分かりやすいように具体的な勉強法を説明していきます。

この記事を読むとFP2級の具体的な勉強方法や勉強時間が分かり、FP2級の合格により近づくことができますよ。

今回のFP2級は銀行員が一般的に受けるきんざいのFP2級についての説明です。実技については多くの方が1番採取に選択する個人資産相談業務についてです。

FP2級合格率

ちなみに直近の試験の合格率はこのようになっています。

学科実技(個人資産相談)
2021年9月開催25.46%42.48%
2021年5月開催33.82%42.81%
2021年1月開催23.42%36.00%

学科については合格率25〜30%前後であり、ハードルが高い試験と言えますね。

FP3級を受けたことのある方は分かると思いますが、3級と2級ではレベルが全く違います…。

FP級の勉強方法

勉強開始時期については約1ヶ月前が目安

試験勉強の開始時期については、学科のみ受験の場合、実技のみ受験の場合、両方受験の場合によって異なってきます。

学科、実技どちらか一方のみ受験の場合:毎日1.5h〜2hの勉強時間で1ヶ月〜遅くとも3週間前から勉強開始

両方受験の場合:毎日1.5h~2hの勉強時間で1ヶ月半前から勉強開始で合格ラインに乗ってくると思います。

一般的なFP2級合格までの勉強時間は200h〜300hと言われているようですが、私の経験上そこまで時間は必要ないと思いますし、私の周りで合格している人も本格的に取組み始めるのは1ヶ月前からが多いようです。

ちなみに私は、学科と実技の同時受験は避けたのでそれぞれ約1ヶ月前から本格的に勉強スタートして合格できました。

もちろん余裕を持って始めるのが1番ですが、私は追い込まれないとやらないタイプなので真似しないでください…。

この勉強時間はあくまでも参考です。FP2級は出題範囲が広いので若手行員の方で出てくるワードが理解できない方などはもう少し勉強時間が必要かもしれません。

具体的な勉強方法

①過去問を解きまくる(過去問集最低2周)

②どうしても理解できない部分はテキスト読む

③実技の方はYouTubeで解説を聞き出題の型を理解する

④①〜③の工程を愚直に繰り返す

基本的には過去問を解くことが中心となります。多くの問題に触れることで次第に点数が伸び、出題の傾向が掴めてきます。

毎年頻繁に出題されている問題については確実に覚えることが重要です。これらの問題を確実に覚えることで合格への道が開けると言っていいでしょう。

さらに問題をひたすら解いていくと自分が強い分野と弱い分野が見えてきます。

例えば私は、試験の前半、❶ライフプランニング❷リスク管理❸資産運用は当時担当してた業務だったのである程度過去問でも点数が取れました。

が後半の❹タックスプランニング(税金)❺不動産については何度過去問を解いても点数が伸びずに苦労しました。

確実に合格点を取るのであれば、点数が取れる部分を伸ばし、弱点をカバーするのも一つの方法であると思います。

私なりのポイント解説

学科と実技両方同時に受験は極力避ける

ある程度の勉強時間を取れる方以外は学科と実技の同時受験はオススメしません。

私は、まず学科に全神経を集中して合格。その後に実技に合格しました。

確実に合格したいのであれば、学科と実技それぞれにある程度の勉強時間を注ぐことが必要だと思います。難易度の高い学科から受験するのが良いでしょう。急がば回れですね。

実技はYouTubeを使った勉強方法がオススメ

個人資産相談業務の実技は基本的に計算問題が中心となります。

基本的には過去問で出題される問題の型を覚えることが重要ですが、有効な手段としてYouTubeでの勉強法をオススメします。

計算問題は一度計算方法を覚えれば、あとは繰り返し問題に触れて慣れていくのみです。YouTubeでは丁寧に計算方法を説明してくれるので一度で解き方が理解できます。参考までに私が実技の勉強でお世話になった動画のリンク貼らせていただきます。シリーズ化しているので分かりやすいです。

新たな情報は確実に抑えておく

法制度の導入や改正新制度の導入や制度改正については確実に出題される傾向にあるので抑えておくことが大事です。現在で言えば、NISAの改正、ジュニアNISA、つみたてNISAなどは抑えておくと良いでしょう。

参考テキスト

テキストについてはどの過去問集でも同じだとは思いますが、最新のものを使ってください。

法制度や税率が改正されている可能性があるので、年度が古い参考書を使うと誤った情報を覚えてしまうかもしれないからです。

私はこちらを利用しました。2回程度繰り返すとだんだん内容が分かってきます。

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まとめ

FP2級は若手行員の登竜門とも言える試験です。

資産運用の担当者は是非とも持っておきたい資格です。

そして出題範囲が広い分学習は結構大変なので、本気で取り組むからには1発で合格したいところです。

過去問からの出題が多いので、やはり過去問を繰り返して出題傾向を覚えるというのが有効な勉強法だと思います。

私はある程度の実務を経験してから試験を受けたので、言葉の理解については問題ありませんでしたが、若手行員の方が受験する場合は言葉の理解についても必要になるので、テキストを一回読んでから学習を始めることをオススメします。

  • この記事を書いた人

ぶぶ🐖

現役銀行員10年目|保有資格はFP2級、ITパスポート等十数個||銀行員について、転勤族のためのお得情報、資格について有益な情報を発信します。|趣味は読書、筋トレ、育児、野球、フレグランス|32歳一児のパパ

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